交換する時はサイズに注意
古くなった換気扇を交換する場合、中には業者に頼まず自らDIYで作業を行いたいという人もいるかも知れませんが、その際は注意すべき点が2つあります。1つは、本体が直接電気の配線とつながっているタイプの場合は、電気工事に関する資格を持っている人しか作業を行うことができないということです。そしてもう1つは、正しいサイズの換気扇を選ぶ必要があるとことです。
家庭用換気扇の大きさはおおむね規格化されていますが、完全に統一されているわけではありませんし、注文住宅の中には場合は規格外のものが使用されているケースもあります。たとえばプロペラタイプだと一般には25cmと30cmの2種類が主流となっていますが、もっと小さなものも市販されています。交換に当たっては、現在使っているものと同一の大きさのものを選ぶようにします。
ちなみにプロペラタイプの大きさは、換気扇本体の外形ではなく羽の部分の直径で計測します。一方、シロッコタイプの場合はレンジフードの幅が基本サイズとなります。
家庭用の換気扇使用時にかかる電気代はどのくらい?
結露やカビのない快適な空間で暮らしていくためには、「換気扇」を上手に活用する必要があります。一方で、24時間つけておきたいものの、費用への不安からちょくちょく消しているという方も多いかもしれません。
しかし、たとえ24時間365日つけっぱなしにしても換気扇由来でかかる電気代は月々数十円から高くとも数百円程度です。特に、新しいものほどその費用は安く済み、たとえ古いものを使っていたとしても数百円以上になることはまずありません。もちろん、かかる費用の詳細は各家庭で使用している製品にもよります。
ただ、基本的にその消費電力は蛍光灯1個分と同じくらいの消費電力を目安に考えられる存在です。なお、その際にはできるだけこまめに掃除を行い、換気扇をつけるスペースの密閉性をあげることでその効率が良くなり電気代を抑えられることが知られています。家庭のトイレや風呂、キッチンを快適な空間に保つためにも積極的に上手に活用するのが良いでしょう。